概要

広島の繁華街神谷町の地下に広がるシャレオは、総工費676億円を投じて建設された広島唯一の地下街です。しかし、開業から20年以上が経過した現在、空きテナントが目立ち、街行く人からは「大失敗」と酷評される状況にあります。なぜこれほどの一等地で、これほどの巨額投資が行われた施設が苦境に立たされているのでしょうか。動画では、現地を歩きながらその現状と背景を解説します。

シャレオは、路面電車が上を通る特殊な構造を持つ東通りと西通りで特に空きテナントが目立ちます。通路の幅やテナントの奥行きが制限される構造上の問題に加え、広島の地形や既存の商業集積が、そもそも地下街の必要性を疑問視する声を生んでいました。開業当初から売上予測を大幅に下回り、2005年からは債務超過が続くなど、経営は厳しい状況にあります。

さらにコロナ禍が追い打ちをかけ、多くの飲食店が撤退し、現在は5年連続の赤字です。動画では、同様に債務超過に苦しみながらも「特定調停の申立て」と「民間への運営委託」で復活を遂げた大阪のクリスタ長堀の事例を挙げ、シャレオが今後どのような手を打つべきか、その可能性を探ります。この巨大プロジェクトの未来はどこにあるのでしょうか。