概要
東京の複雑な地下鉄路線図には、皇居周辺や荻窪より西側に路線がないという不思議な空白地帯が存在します。この謎に対し、一部では第二次世界大戦中に投下された大量の不発弾が埋まっているため、地下鉄工事ができないという都市伝説が語られています。特に、かつて中島飛行場跡地があった地域が空襲の標的となり、その影響が今も残るとされています。
しかし、この動画では山手大空襲など東京全体への大規模な空襲があった事実や、地下鉄建設の費用面から、特定の地域にのみ大量の不発弾が残るという説に疑問を投げかけます。一方で、日本国内では江東区のタワーマンション建設現場や沖縄など、現在でも年間1000件以上の不発弾が発見され、処理されているという驚くべき現実が紹介されます。さらに、糸満市での爆発事故を例に、不発弾が今もなお危険な存在であることを示します。
話は日本に留まらず、ベトナム戦争時にクラスター爆弾の被害を受けたラオスや、長年の内戦で対人地雷が深刻な問題となっているカンボジアなど、世界各地に残る戦争の負の遺産へと展開します。これらの国々では、不発弾や地雷の処理が国家予算で賄えず、NGOなどの民間団体が活動を続けています。東京の地下鉄の謎から始まり、戦争がもたらす長期的な影響と、今も続く不発弾問題の深刻さに迫るこの動画は、私たちに平和への問いを投げかけます。
