概要
1988年に日本を震撼させたリクルート事件は、大手企業リクルートが上場前の未公開株を政財界の要人に譲渡し、見返りに便宜を図ってもらおうとした贈収賄事件です。当初は神奈川県川崎市の助役への贈賄が発覚しましたが、その後の調査で中曽根前首相や竹下登首相を含む90名以上の政治家が関与していたことが明らかになり、国を巻き込む一大スキャンダルへと発展しました。
しかし、この大規模な疑惑にもかかわらず、実際に起訴され有罪が確定したのはわずか12名に過ぎませんでした。贈賄の具体的な目的が特定できなかったため、多くの大物政治家は立件を免れたとされています。この事件は、竹下登首相の総辞職や政治資金に関する新たな規定の制定に繋がったものの、その全容は解明されないまま終結したかに見えました。しかし、事件の裏には、さらなる深い闇が隠されていたのです。
事件の真相が曖昧なまま幕引きされた背景には、竹下登首相の公設秘書であった青木伊兵衛氏の謎の死が深く関わっています。彼は首相の「金庫番」として資金の流れを全て把握していたとされ、検察の事情聴取中に自宅で首を吊って亡くなりました。しかし、その死には不自然な点が多数指摘されており、自殺か他殺か、未だに議論が続いています。この動画では、リクルート事件の概要から、青木伊兵衛氏の死の真相、そして事件の核心に迫る未解明な部分を掘り下げていきます。
