概要
西アフリカに位置するガーナ共和国は、豊かな天然資源とカカオ豆の主要産地として知られる一方で、深刻な社会問題を抱えています。特に、チョコレートの原料となるカカオ産業では、生産者の貧困が根深く、児童労働や人身取引といった悲劇が後を絶ちません。国際社会がこの問題に目を向け、改善への取り組みが進められているものの、その道のりは依然として険しいのが現状です。
さらに、ガーナの首都アクラ近郊に位置するアグボグブロシーは、「世界最大の電子機器廃棄物処理場」として国際的な注目を集めています。先進国から持ち込まれる大量の電子機器廃棄物が、この地で不法に投棄・処理され、環境汚染や住民の健康被害を引き起こしています。なぜこのような状況が生まれ、そしてなぜ解決が困難なのか、その背景には国際的な法規制の抜け穴や、現地住民の生活に深く根差した経済的要因が複雑に絡み合っています。
動画では、これらの問題の深層に迫りながら、ドイツ政府やNGOによる支援活動、そして日本人アーティストである長坂真護氏がアートを通じてこの過酷な現実を変えようと奮闘する姿を紹介します。アグボグブロシーが直面する課題と、そこから生まれる希望の光に焦点を当て、私たち一人ひとりが国際問題にどう向き合うべきかを問いかけます。
