概要
スマートフォンの普及は私たちの生活を豊かにしましたが、同時に新たな犯罪の温床ともなっています。特に、電車内での痴漢や盗撮は深刻な問題であり、JR埼京線での事例では、被害女性が複数の男性に囲まれるという悪質な手口が明らかになりました。しかし、こうした犯罪に対抗するため、警視庁が開発した無料防犯アプリ「デジポリス」が注目されています。このアプリは音声による緊急通報や無音表示モード、さらには不審者情報マップなど多岐にわたる機能を備え、犯罪の認知と検挙に大きく貢献しています。
一方で、スマートフォンの進化は「エアドロ痴漢」のような新たな犯罪形態も生み出しました。iPhoneのAirDrop機能を悪用し、不特定多数に盗撮動画を送りつける手口は、追跡が困難であるため、ユーザー自身による設定変更などの対策が不可欠です。また、高性能化したスマホカメラはリベンジポルノの被害を過去最多に押し上げ、SNSの普及と相まって、面識のない相手からの被害が増加しています。盗撮は性依存症の一種とも言われ、その検挙数はこの10年で約2倍に急増しており、法整備の強化が喫緊の課題となっています。
盗撮行為は、販売目的で行われるなど悪質化の一途をたどっており、児童買春、児童ポルノ禁止法違反やわいせつ物頒布等といった重い法的罰則が科せられます。しかし、加害者が刑期を終えても、被害者には「デジタルタトゥー」として一生消えない心の傷が残るという深刻な現実があります。本動画では、こうした「心を殺す犯罪」の実態を深く掘り下げるとともに、録画状態のスマホを使った盗撮手口や、フィッシング詐欺といったインターネット犯罪への具体的な未然防止策を提示し、私たち一人ひとりが持つべきリテラシーの重要性を訴えかけます。
