- 0:00大阪府岸和田市に位置する「岸和田カンカン」の現状
大阪府岸和田市にある 岸和田カンカンベイサイドモール は、開業当初は大きな期待を集めたものの、現在は活気を失い、ガラガラな状態が目立っています。敷地面積は東京ドームに匹敵する広さで、海に面したロケーションも特徴です。
- 1:21「カンカン」の語源とアクセス性の課題
施設名の「カンカン」は、岸和田だんじり祭り の見どころである「カンカン場」に由来します。最寄りの 岸和田駅 からは徒歩13分と遠く、行きは下り坂、帰りは上り坂という立地が電車利用者のアクセスを悪くしています。
- 3:15開業当初の施設構成と東館のテナント変遷
岸和田カンカン は1997年に開業し、東館は商業施設、西館はアウトレットモールとして運営されました。東館1階には現在の核テナントである激安スーパー ラムー が入居し、かつては 泉屋 が営業していました。
- 8:41西館アウトレットの変貌と周辺競合
西館は当初アウトレットモールとして人気ブランドを誘致しましたが、周辺に りんくうプレミアムアウトレット などの競合施設が乱立した結果、客足を奪われ、アウトレットと関係のないテナントが増える事態に陥っています。
- 13:05外部環境の変化とテナント誘致の課題
岸和田カンカン の目の前に競合スーパーが開業したり、核テナントだった ユニクロ が近隣の ソヨラ岸和田 へ移転するなど、周辺環境の変化がテナント誘致に影響を与えています。人口減少が進む中で、今後の集客力維持が懸念されます。
- 15:22広島市に位置する「マリーナホップ」の現状とアクセス
広島市に位置する マリーナホップ は、2005年に中四国最大のアウトレットモールとして開業しましたが、現在は活気がなく、2024年末での閉業が決定しています。海沿いの立地で、主に車でのアクセスが中心です。
- 18:11大規模リニューアルと開業初期の盛況
マリーナホップ は2010年頃に大規模なリニューアルを実施し、落ち着いた外観に変わりました。開業初年度は340万人の来場者を記録し、休日は長蛇の列ができるほどの大盛況を見せていました。
- 20:31運営会社の破綻と来場者数の激減
開業後わずか3年で当初の運営会社が破綻し、その後も運営会社が交代。来場者数は激減し、当初計画されていた結婚式場や映画館などの建設も中止されました。
- 21:51施設内の遊園地「マリーナサーカス」と「マリホ水族館」
施設内には広島市内唯一の遊園地 マリーナサーカス や、2014年にオープンした マリホ水族館 が併設されています。しかし、これらの集客施設があるにもかかわらず、施設全体の人通りは少ない状況です。
- 25:33閉業決定の理由と跡地利用計画
マリーナホップ の閉業は、交通アクセスの課題や競合施設 The Outlet Hiroshima の開業に加え、県が所有する土地の賃貸借契約が更新されなかったことが最大の理由です。跡地には 株式会社トムス が提案する 広島モビリティゲート が整備される予定です。
- 30:03銀座の超一等地「東急プラザ銀座」の現状
東京の超一等地、銀座駅 直結に位置する 東急プラザ銀座 は、開業から8年で目玉テナントが撤退し、活気を失っています。銀座を象徴する スキヤ橋交差点 に面した、黒を基調とした特徴的な外観が目を引きます。
- 33:50土地売却から開業までの複雑な経緯
かつて 銀座TSビル が建ち、阪急百貨店 系列の モザイク銀座阪急 が入居していましたが、東急不動産 が土地と建物を購入。建て替えを巡り阪急側と裁判に発展しましたが、和解を経て2016年に 東急プラザ銀座 が開業しました。
- 36:10主要テナントの撤退と空きスペースの増加
開業時の目玉テナントであったセレクトショップの ヒンカリンカ と、東急ハンズ の新業態 ハンズエキスポ は、フロアの大部分を占めていましたが、相次いで閉店。現在も多くの空き区画が残り、活気のないフロアが目立ちます。
- 42:20衰退の背景にある新型コロナと施設構造の問題
東急プラザ銀座 の衰退には、新型コロナウイルス の大流行による中間人口の減少や海外からの買い物客の激減が大きく影響しました。また、エスカレーターやエレベーターが分かりにくく、回遊性が悪いという施設構造の問題も指摘されています。
- 46:07施設売却と今後の集客戦略
東急不動産 は2023年に 東急プラザ銀座 を 三井住友グループ の会社に売却しましたが、運営は継続しています。銀座の一等地という立地を活かし、集客力のあるテナント誘致や高級路線の一部見直しが今後の鍵となるでしょう。
- 49:03淡路島の商業施設「イオン淡路店」と「カリオン広場」
兵庫県 淡路島 に位置する イオン淡路店 と、その隣接施設 カリオン広場 は、かつて島全体から注目された場所でしたが、現在は空きテナントが目立ち、活気を失っています。地中海の街並みを再現した カリオン広場 は、おしゃれな外観とは裏腹に人通りが少ない状況です。
- 53:21開業時の期待と「サティ」時代の名残
イオン淡路店 と カリオン広場 は1993年に同時にオープンし、淡路島 初のショッピングセンターとして期待されました。当初は サティ がメインテナントで、映画館やプールも計画されるほど力を入れた施設でしたが、その名残が今も残っています。
- 55:16イオン淡路店のテナント状況とフロア閉鎖
イオン淡路店 は、かつて48店舗あった専門店街 アルクリオ が現在13店舗にまで減少。3階部分は パソナ のオフィスに転用され、商業スペースが縮小されています。最近はゲームセンターがオープンし、一部の活気を取り戻そうとしています。
- 59:04カリオン広場の運営状況と情報更新の停滞
カリオン広場 は、サティ への対抗意識から地元商店が作り上げた施設ですが、テナントマップが10年以上更新されておらず、運営元の共同組合も解散しています。おしゃれな街並みながら、人通りはほとんどありません。
- 61:31衰退の背景にある運営のチグハグさと外部要因
イオン淡路店 と カリオン広場 の衰退には、開業当初からのチグハグな運営体制に加え、阪神淡路大震災 による液状化現象が大きな打撃を与えました。さらに、イオンスタイル洲本 やスーパー プラント といった競合施設の登場も客足減少に拍車をかけました。
- 64:14地域の高齢化がもたらす商業施設の変容
衰退の最大の理由は、淡路島 の住民の高齢化と考えられます。購買意欲の低下や、日用品・食料品中心の買い物へのシフトが、衣料品や飲食店などの売上減少につながり、テナントの閉店を加速させています。
- 67:25大阪梅田の商業施設「イーマ」と「ブリーゼブリーゼ」
大阪梅田の繁華街に位置する イーマ と ブリーゼブリーゼ は、駅直結の一等地にもかかわらず、活気がなく空きテナントが目立つ状況です。両施設とも洗練されたデザインが特徴ですが、人通りはまばらです。
- 68:47「イーマ」の立地と美容系テナントへのシフト
イーマ は ディアモール大阪 から直結する 梅田ダイヤモンド地区 に位置し、2002年に開業。開業当初はファッションに力を入れていましたが、現在は美容系のクリニックやサロンがフロアの大部分を占め、商業施設としての性格が大きく変化しています。
- 74:22「ブリーゼブリーゼ」の独特なデザインとコンセプト
ブリーゼブリーゼ は 西梅田プロジェクト により2008年に開業した ブリーゼタワー 内の商業施設です。独特な楕円状のフロアと、施設コンセプトを体現する世界最大級のマリオネット「ブリちゃん」が特徴です。
- 75:53「ブリーゼブリーゼ」のテナント構成とターゲット層の変化
ブリーゼブリーゼ は「都市に暮らす大人の女性」をメインターゲットとしていましたが、テナント撤退が相次ぎ、現在はカードショップなど、当初のターゲット層とは異なる店舗も入居しています。33階にはバーと結婚式場もあります。
- 82:48梅田南側商業施設が直面する北側再開発の影響
イーマ と ブリーゼブリーゼ の共通の課題は、グランフロント大阪 や ルクア大阪 など、大阪駅 北側で進む大規模な再開発の影響です。新しい商業施設に客足やテナントを奪われ、南側の施設は活気を失っています。
- 85:33梅田南側の商業施設の未来と新たな開発への期待
両施設とも手入れが行き届き、綺麗な状態を保っていますが、厳しい状況が続いています。しかし、2024年春に開業予定の JPタワー大阪 内の KITTE大阪 など、大阪駅 南側の新たな開発が、相乗効果をもたらす可能性も期待されます。
- 86:56和歌山市の商業施設「シティ和歌山」の現状
和歌山県 和歌山市 に位置する シティ和歌山 は、テナントがほぼ抜け、まるで廃墟のような状態です。2003年開業の4階建て施設で、1200台収容可能な駐車場を完備し、JR紀勢本線 紀和駅 や 南海本線 和歌山市駅 からもアクセス可能です。
- 89:39「シティ和歌山」の前身と「長崎屋」の歴史
シティ和歌山 の建物は築50年を超え、かつては百貨店 長崎屋 が営業していました。長崎屋は和歌山市の商業を支えましたが、2002年に閉店。大規模な改装を経て、シティ和歌山 がオープンしました。
- 90:331階のテナント構成と「のぶたエンタープライズ」の運営
1階はドラッグストアとスーパーが賑わいを見せていますが、空きテナントも目立ちます。施設はパチンコ店をメイン事業とする のぶたエンタープライズ が運営しており、パチンコ店も入居しています。
- 93:27上層階のテナント撤退とフロア閉鎖
2階はフィットネスジム カーブス 以外に営業テナントがほとんどなく、広大な空きスペースが目立ちます。3階は100円ショップ セリア などが営業していますが、4階のアミューズメントフロアは2016年に閉鎖され、立ち入りができなくなっています。
- 97:07衰退の背景にある交通アクセスと「イオンモール和歌山」
シティ和歌山 の衰退には、電車利用時の駅からの距離や、車でのアクセスの分かりにくさといった交通アクセスの課題があります。決定的な打撃となったのは、近くに開業した イオンモール和歌山 で、アパレルやアミューズメントを強みとしていた シティ和歌山 の客を奪いました。
- 100:55地域に根差した商業施設としての未来
厳しい状況が続く シティ和歌山 ですが、スーパーやドラッグストアなど地域住民に親しまれるテナントは維持されており、のぶたエンタープライズ の運営も継続しています。かつてのような活気を取り戻すのは難しいかもしれませんが、地域に愛される施設としての存続が期待されます。