法華経
法華経 は、大乗仏教(密教も含まれる)の代表的な経典。誰もが平等に成仏できるという、それまでの小乗・大乗の対立を止揚する新しい仏教思想が説かれている。経典として編纂されたのは紀元1世紀ごろとされ、ユーラシア大陸東部に広く流布し、各地の文学や美術、音楽など文化にも影響を与えた。日本には6世紀、聖徳太子の時代には伝来していた。原典はサンスクリット本 だが、流布の過程で各国語に翻訳され、日本を含む漢字文化圏では漢訳本が流布している。複数ある漢訳の中では鳩摩羅什によるものが特に普及しており、その訳名は妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)で、この略称が「法華経」である。
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