概要
近年、日本で医療大麻の解禁に向けた議論が活発化しています。厚生労働省の検討委員会では、大麻取締法の改正や使用罪の導入といった方針が示され、長らく「危険な薬物」とされてきた大麻のイメージに変化の兆しが見られます。しかし、なぜ日本は大麻に対してこれほど厳格な姿勢を保ってきたのでしょうか。
動画では、アメリカのバイデン大統領による大麻単純所持者の恩赦や、ドイツでの娯楽目的大麻の非犯罪化など、世界的なグリーンラッシュの動きを紹介。ランセット誌の研究や国連の決定が示すように、大麻の有害性や依存性がアルコールやタバコよりも低いという認識が広がりつつあります。一方で、日本では若年層の大麻検挙数増加や、戦後のアメリカによる規制以降、国内での研究が不足している現状が指摘されています。
さらに、アメリカの禁酒法撤廃後のジャズ文化と大麻の関連性、ハリー・アンスリンガーによる規制の裏にあった人種差別や取り締まり利権といった陰謀論的な背景、そしてGHQによる大麻取締法制定の歴史的経緯にも触れ、日本独自の「吸う文化」の欠如が規制強化に繋がった可能性を探ります。アジアで初めて大麻を解禁したタイの事例を参考に、日本が今後どのような道を辿るのか、その複雑な事情と未来への展望を深く掘り下げます。
